紅牙のTRPG的何やかや

CLOFADIA 術法表

はじめに

施法術を使う者を"術士"、魔導法を使う者を"法師"と呼称する。・・・別に両方とっていけないわけではないが。そこら辺どうしようかな?

施法術(しほうじゅつ)

施法術は精霊とか神様とかの力を使う。N◎VAで言う元力とか気功とかに近いイメージで。
まぁ・・・なんつーか感覚とか気合とかで、世界の法則を利用する業。

魔導法と違い決まり切った効果を発揮するのではない分、プレイヤーの知識や機転等による自由度は高いです。その反面、そういった知恵かはっきりしたキャラターイメージを持っていないと扱いづらい術といえます。GM側にも目標値設定などの負担がかかりますしね

紅牙の世界では、基本的に世界は7つの力が絡まり合ってできていることになっています。七つの力とは光闇雷火風水土であり、それらは物理的側面だけでなく世界にあらゆる面、状態で存在し、形作っています。
以下そのイメージを述べていきますが、こじつけっぽいところも多分にあります。まぁ「紅牙的にはそうなんだ」と思ってください。

取得の制限

施法術の取得数には制限があります。"特性:術士"一つにつき、[意思 ÷ 10 + 1]しか取得することは許されません。
組み合わせるとできることは増えるので、無制限だとほぼ万能になっちゃうことも夢ではないので(笑)

使い方

使う術と表したい効果をGMに申告して、目標値を設定してもらいます。
技能判定と同じ方法で判定し、目標値を上回れば成功。MPは特に消費しません。

目標値の設定に使う表類などは後ほど、とりあえずはN◎VAの表×1.5位でいこうかなと思ってます。今の所はGM任意で。

また、基本的には表面的な力そのものを発したりするだけで、何らかの技能と組み合わせないと特殊な効果は発揮できません。
たとえば、水だけで傷の消毒を行う事ができます(もちろん治癒もできます)。光では直接治癒することはできないまでも消毒ぐらいはできます。《医術:》や《知識:》があれば、紫外線滅菌などのやり方や強さなどを知っているでしょうからね。
なお、下記使い方一例の見方は「イメージ(データなど《組み合わせる技能の例》)」です。

組合せによる特殊な効果一例

あくまで一例です。術だけで一般技能は書いてませんが、適宜必要になるでしょう。まぁ「こういう事やりたいんだけど」と聞いてください。

MPの消費

基本的にはMP消費はないのですが、判定の際にMPを消費して達成値を上げることができます。ただし、上限があります。呪力までです。

施法術解説

光-光の主(ひかりのあるじ)LIGHT・MASTER(ライト・マスター)-

明るさ。照らす。明らかなどの言葉が示すように事物を分けるという面を持ちます。光があって初めて自己と他を分けることができるのです。
完全に仕切られた壁の中では、床におかれた石や自分の手すら見えないでしょう。知覚することのできないものは、存在しないかもしれないのです。もちろん可視光だけが光ではないので、手探りで壁を探し当て、それが壁であるとわかることもできますが、何が言いたいかはわかっていただけたでしょう。
もちろん光なくばものを見る事はできないので、視覚を司ります。

使い方一例

攻撃するなら(《射撃:術》ダメージ種別:鈍。敵の装甲を倍として扱う。)
蜃気楼や虹に代表される光の屈折現象による幻を作ること(精細さや類似性を求めるなら《制作:》や《演技》など適宜)。視覚強化(《視覚》)。物事を照らす(解析)こと(《分析》《知識:》《社会:》など)です。

闇-闇の君(やみのきみ)DARK・MAJESTY(ダーク・マジェスティー)-

誤解の無いように最初に言いますが、闇=悪ではありません。
闇は光とは相反し、含むと言う面を持ちます。知覚することのできないものは、存在しないかもしれないのです。すなわち、自己と他の境も存在しないかもしれないのです。分かたれていないと言うことは先も後もないということで停滞や休息を司ります。夜行性の物もいますが、大体は夜の闇で眠りにつくものです。
そして、分かたれていないと言うことは全てを含むということにもつながり、霊査、テレパシーなどの心の境を超える力を司ります。

使い方一例

テレパシー(《アイデンティティ》)、霊査(《資料検索》《看破》など)、魅了、催眠、誘眠など(《色事》《医術:》《アイデンティティ》など)、MP回復(目標値は受けているダメージ値、差分値分回復《色事》《知識:》《社会:》など)

雷-雷公(らいこう)DUKE・THUNDER(デューク・サンダー)-

雷はとても強力な力で、強力であるが故にとても扱いが難しい力です。しかし現代の文明がほぼ電気の力で作り上げられてきたように、その応用範囲はとても広く、浅学な紅牙ではそれらを挙げきることはできません。
くっついたモノを放したり、逆にくっつけたりするという二面性をもち、その力は念動などと呼ばれることがあります。

使い方一例

攻撃する(ダメージ特:0。誤爆:A以外。麻痺効果(詳細は後で))、念動(知覚していること)、転移(《社会:》《知識:》《運動》など)、電磁溶融、電気分解(《知識:》《技術:》《学問:》など)

火-炎帝(えんてい)PYRO・EMPEROR(パイロ・エンペラー)-

人が動物から人間になるにあたって重大な意味を持ったとされる炎は、知性、技術を司り、暖かさやぬくもりの言葉の通り、触角を司り、温度を上げること燃やすこと、そしてその一定でない形やいかなる物でも必ず溶けるるとういうことから、柔らかさを司ります。
また、熱血に代表されるように生命、活動そのものを意味します。

使い方一例

攻撃する(ダメージ特:0。誤爆:絵。)、エンチャント(種別を特に。破壊判定をする。《武器:》《射撃:》など)

風-風の覇者(かぜのはしゃ)AIRO・GAINER(エアロ・ゲイナー)-

風は自由の象徴です。さわやかなそよ風をくれることもあれば、全てを吹きとばす大嵐にもなります。風は音を運び、香りを広げます。綿毛を運び、花粉を渡す。風はつながる、流れるという面を持つのです。そして、そのことから時間を司ります。
また扇風機などの例でわかるように風は温度を下げることを司ります。もっとも、扇風機で涼しいと感じるのは汗が気化する際に体表の熱を奪ってゆくからなのですが。

使い方一例

攻撃する(《射撃:術》ダメージ鋭:0。)、エンチャント(達成値÷10をダメージに追加。《武器:》《射撃:》など)、拡声&消音(《社会》《聴覚》《知識:》など)、飛行(《飛行:》など)、加速(《イニシアチブ》達成値÷10がプラス)、減速(《イニシアチブ》差分値分相手のイニシアチブ値を減らす)

水-水面の長(みなものおさ)AQUATIC・ELDER(アクエティック・エルダー)-

太古に生命を生み育んだ海。それは水です。もちろん純水から生命は生まれないというのは当たり前のことですが、水は満たすという面を持ちます。
ほ乳類に限らず、生命はその誕生以前に液体に満たされた状態である期間を持つモノが殆どです。体液を持たない生命は少ないでしょう。そのため、水は生命そのものを司ります。ただ、炎と違い治癒する、浄化するといった傾向が強いのは、水は自ら動くことはないという面を持つからなのでしょう。(潮汐は月によって引き起こされているのですから。)また、水は器により、自由に形を変えるので変化の力も持ちます。同じく停滞を司る闇との差は生命を司る故、肉体(HP)の治癒を司るところでしょう。

使い方一例

攻撃する(《射撃:術》ダメージ鋭:0。)、治癒HP回復(目標値は受けているダメージ値、差分値分回復《知識:》《医術:》など)、溺れない(《アイデンティティ》など)、変身(《知識:》《演技》など)、ソナー(《聴覚》など)、変身(生物のみ《知識:》《騎乗:》など)

地-大地の王(だいちのおう)GAIA・LORD(ガイア・ロード)-

あらゆるモノを支える大地。地動説からしてみればこれは間違った言葉なのですが、地上に生きる我らには実際的な言葉です。それはそのままズバリ安定を司ります。
また、大地はその中で、木を化石燃料に変え、石炭をダイヤモンドに変えるなど、変成の力も持ちます。水の変化との違いは、水が一時的なものであるのに対し、地のは恒久的なものというところです。
重さ、重力も司りますが、それがいかなる効用を生み出すかはわかりません。その知識は紅牙にとってはまさに天文学的かなたの理ですので(笑)

使い方一例

攻撃する(《射撃:術》ダメージ鋭:0。防御側不利)、エンチャント(重くするとか固くする)(達成値÷10をダメージに追加。《武器:》《射撃:》など)、変成(無生物のみ《知識:》《技術:》など)

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2024年10月13日01時55分 

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2024年07月10日14時54分 

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2016年09月27日08時39分 

2016年05月14日08時37分 

2016年02月24日06時45分 

2008年08月05日15時03分 紅牙
>「体の一部を武器化」とか
え~と、それは組み合わせで(念術:地とか)実現してもらうような感じでいきたいですね。
そうでなく体の一部を甲虫のものに変化させるというのであれば、目標値50(それ以外(虫など)+45、一部分のみ+10、服を変えない-5)でダメージ値はモンスターデータを流用(まだ作ってないけど)差分値でプラス…とか。破壊がA以外で、破壊をあげるにはさらに目標値プラス(別表)…とか。
そんな感じでどうですかね?

2008年08月05日13時39分 74
>変化
「物を別の物品に変える」はできないの?
「体の一部を武器化」とか

2008年06月01日15時01分 紅牙
>各術ごとにいくつか具体例があるといいと思う。
おっしゃるとおりですな。
俺もそう思いますが…まぁ、思いついたら書きます。
つか、助けてください。
>あと君のことだから、めんどくさがって結局適当に処理しださないかな?
まぁ、これに関しちゃぁあきらめてもらうしかないですな。
性格とかマスタリング哲学の違いということで。
いちおう、作ってるうちは細かくやるつもりですけどね(笑)

2008年06月01日14時08分 74
各術ごとにいくつか具体例があるといいと思う。
用法と具体的な(システム上の)効果、その際の参照する表や組み合わせる技能など。
プレイヤーに知識やイメージがあったところで、GM(実質、君)との考え方のすり合わせができてないと意味が無いので、とっかかりになる例がある方が、互いにやり易いんではないかと。
 
あと君のことだから、めんどくさがって結局適当に処理しださないかな?
同じ状況で同じ事をするんでなければ、毎回GM(実質、君)が目標値(を算出する為の表)などを決めるんだよ。プレイヤーから提案するにしても最終判断はGMがするわけだし。
それにかなり手間でテンポが悪くなるしね。

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魔導法(まどうほう)

魔導法は召喚術とかメガテンでいう魔道とか・・まぁ、あまりイメージのよくないもの。ワースの練法に近いかも。 技術とか知識とかで"魔"をこちらの世界に現出させる業。
ちなみに、"魔"とは異世界のものをさし、悪とイコールではない。・・・ないが、よく思われていないことは確か。

どっちかっつぅと組合せではなくて、テレビゲームの魔法みたいに決まりきった効果がある感じでいきたいな。
メラゾーマとカイザーフェニックスとかそんな感じで。

使い方

まず、普通の技能判定と同じように達成値を出します。達成値が目標値を上回っていれば起動です。
なお、術同士の組合せはできないものとします。これは、組み合わせることで別の効果が生まれる事がないということで、複数の術を同時に使いたい場合は組合せが必要となります。

詠唱時間というのは戦闘シーンでの行動回数のことです。記されている行動回数の間、呪文を詠唱し続けなければなりません。
詠唱中はその術との組合せを行わない限り、カードを使った判定ができません。(組み合わせないでカード判定を行うと、その呪文は霧散してしまいます。その際のMP消費は半分。)
時間中詠唱を続けることができれば、発動となります。
ただし、この詠唱時間は短縮することができます。下記、追加MPの消費を参照のこと。

発動したら、MPを消費し、効果を適用します。

効果範囲について

接触は触らなければならないので、相手が動くとなると≪武器≫や≪運動≫などで勝たないといけません。もちろん組合せないとダメです。詠唱時間中触ってないといけないかというとそういうことはなく、発動するときに触っていればいいです。
1とは対象がひとつということで、知覚認識できることが条件となります。まぁ、普通は視界内でしょうね。
全は全体です。基本的に目標は選べるのですが、発動直後に山引きをしてでたカードが誤爆と同じだった場合は全員に効果を発揮します。誤爆の段階は破壊判定の表と同じです。

なお、戦闘などで敵に当てる(対象が接触ではない)場合の判定は、発動時に出した差分値(これを命中値とします。)を目標値として敵に《防御》させます。この場合は、単純に命中値を上回れば回避、下回れば命中で、差分値は求めません。

追加MPの消費

起動時に出た差分値と【呪力】の分だけ追加でMPを消費することができます。使用法は以下のとおり。

消費MPの軽減

消費MPは、発動時の判定で出た差分値÷10で割ることができます。つまり、差分値20~29なら消費MPは半分(÷2)。30~39なら3分の1(÷3)です。割る対象は追加MPなどを足した最終的な消費MPです。

魔導法表

術名消費MP詠唱時間目標値対象効果追加効果
火炎5151特:5
ファンブルで自身にダメージ
10:対象が全になる。誤爆:数
風撃3281鈍:410:対象が全になる。誤爆:絵
5:誤爆が一段階下がる。
10:ダメージが鋭になる。
雷撃104101特:10
ファンブルで全員にダメージ
10:対象が全になる。誤爆:A以外
5:誤爆が一段階下がる。
飛礫4381鈍:510:対象が全になる。誤爆:絵
5:誤爆が一段階下がる。
10:ダメージが鋭になる。
638
誤爆:数
鈍:55:対象が1になる。
5:誤爆が一段階下がる。
10:ダメージが鋭になる。
癒し558接触HP5回復。5:対象が1になる。
10:対象が全になる。効果対象を選ぶこともできる。
解毒7108接触差分値で毒強度を越えると解毒。5:対象が1になる。
10:対象が全になる。効果対象を選ぶこともできる。
治療20半日ほど20接触重症をひとつ回復する。-
誘眠10510
誤爆:絵
差分値が抵抗目標値になる。
寝る。
-
禁縛5351差分値が抵抗目標値になる。
動けなくなる。
-
幻惑866
誤爆:─
差分値が抵抗目標値になる。
視覚以外の知覚で察知しないと不利になる。
-
不可視128101視覚での知覚は不可になる。
持続時間は1時間くらい~1シーン、1戦闘中など適宜。
5:対象が1つ増える。
10:持続時間が倍になる。
変身5515自分変身する。他者そっくりに化けるとなると変装、他生物となると知識など、適宜他技能との組合せが必要となる。
持続時間は1時間くらい~1シーン、1戦闘中など適宜。
5:対象が1になる。
5:対象が1つ増える。
10:持続時間が倍になる。
魅了6281差分値が抵抗目標値になる。
対象に1つ命令をきかせる。
5:対象が1つ増える。
10:対象が全になる。誤爆:数
10:保持者のランク未満のNPCは無条件で魅了。
光線1010151特:0
基本的には回避できない。
5:対象が1つ増える。
10:対象が全になる。誤爆:-
気絶54101差分値が抵抗目標値5:対象が1つ増える。
10:対象が全になる。誤爆:-
10:保持者のランク未満のNPCは無条件で気絶。
物品作成38後述接触目標値は購入と同じ。それ以外は適宜。イメージ的には発生でも変化でもかまわない。
元となる物品が手元にあるか、それを作る技能と組み合せないと模造品(機能しない)にしかならない。
効果時間は1シーン、1戦闘中など適宜。
なお、これで制作したものは講:-となる。

5:対象が1つ増える。
10:意図的に変更を一つ加える。(免許証の写真を自分のにする、データを+1(または-1)点する等)
倍:効果時間がアクト中になる。
二重身10615自分術者と同じデータを持つ分身を作る。HP・MP・行動順・行動回数は術者と共有し、分身中の達成値は分身した人数で割ること。
効果時間は1シーン、1戦闘中など適宜。
-
幻燈3 1 5 接触熱の無い明かりを発生させる。明るさは本が読めるくらい。
対象を空間にすればそこが明るくなり、物品を指定すればそれが光る。
5:対象が空間になる。範囲は呪力m四方くらい
開錠2 2 5 接触錠をあける。5:対象が1になる。
5:閉めた状態で固定しているもの(つっかえ棒とか魔法)を解除する
施錠1 3 3 接触鍵をかける。あらかじめ閉じておかないとダメ。5:魔力で閉めた状態に固定する(鍵ないものでも閉めたままにできる)
水中呼吸6 2 8 自分水の中でも呼吸ができる。
効果時間は1シーン、1戦闘中など適宜。
5:対象が接触になる
10:対象が1になる。
浮遊212自分浮く。
効果時間は1シーン、1戦闘中など適宜。
5:対象が接触になる
5:対象が1になる。
5:対象が1つ増える。

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2024年10月13日01時55分 

2024年07月12日19時56分 

2024年07月12日16時02分 

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2016年10月21日06時18分 

2016年09月27日08時39分 

2016年05月14日08時37分 

2016年02月24日06時44分 

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