紅牙のTRPG的何やかや

CLOFADIA コラム

組み合わせに関する一考察

さて、組み合わせに関してだが「計算面倒だし、ベースとかわかりづらいし、ぶっちゃけどんな利点があるの?」と思うことだろう。

少々長くなるが、一例として、読唇術を試みる場合を上げてみよう。
まず、目の前に相手がいて、相手に知られてもよいのならば、《知識:読唇》でよいだろう。
少し離れているのであれば、《察知》や《視覚》との組み合わせが必要になるだろうし、バレてはいけないのなら《隠密》や《演技》などが必要だろう。

さて、ここで問題となるのは《察知》を行ってから《知識:読唇》を行う(組み合わせでなく、2回判定を行う。)のではいけないのかと言うことである。
答としては、してもよい。である。まぁもっとも、そんなにスートの合うカードがあればの話だが。

細かいことを言えば、ゲーム上では《察知》を行っている間にしゃべった事は読唇できなかったということになり、相手の言葉の最初の何語かは読み逃すこととなる。
また、《演技》などの場合は《知識:読唇》中は演技が切れる扱いとなる(相手からしてみれば突然ガン見されたりするわけだ)ので、相手にばれないまでも、違和感や不信感をもたれるかもしれない。
《隠密》等でも同じく、《知識:読唇》をしている間は隠密が切れる扱いとなる。もちろん、それでいきなり見つかるというようなことはあまり無いだろうが(GM任意)相手が視線を察知できるのならば、見られているということを察知し、《隠密》を見破るような行動に出るかもしれないわけだ。

もう一つ。助けを呼びながら逃げる(組み合わせ)、と助けを呼んでから逃げる(二回判定)では危険度が違うのがわかってもらえるだろう。

つまり、何かと何かを同時に行わなければならない(または行った方がよい)場合は組み合わせ判定を行うのだ。
もちろんこれは技能判定を必要とするような状況でのみ行い、電話をしながらコロコロでゴミ取りをするとかいう行動には適用されない。

戦闘中はカードを出せる回数が狭まるので、高い達成値(能力値判定に比べて)を出す為に組み合わせが必要となるだろう。
組み合わせることで行える行動の一例として受けカバーリングなどがある。

とまぁ、つらつらと語ってみたが、所詮はケースバイケースである。協議は構わないが、最終的にはGMの指示に従うこと。

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有利のパターン

ふたつのパターンをどういう場合に使うか。
結論から言えば、カードを出した後に有利が確定する場合は、下のパターンを使う。ということだ。

カードを出した後に有利が確定する場合とは、今のところ「~との組合せで有利になる」という効果のついたアイテムを使用している場合だ。

これは、道具への投稿ログの騎馬に関する項で、こうではないかと言われたものだ。
当時は故あってその言を否定したのだが、あの時とは違って「カードだして、スートがあわなくて判定失敗」が許可された今では「~との組合せで有利になる」というのが有りになる。

で結局、74氏のお言葉通り、ようはカードを出した後に効果が得られれば良いんだから、そのようにしたのである。
とはいえ、固定値は感覚的に嫌なので、そこはあがいてみたのだが。

上記の騎馬の例でいけば、《武器》と《騎乗:馬》組み合わせとなり、ベースは《武器》。
最終的な達成値は「能力値 + 《武器》技能レベル(ベース) + カード値 + 防具修正 +《騎乗:馬》技能レベル(有利のボーナス)」ということになる。

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